2020年9月より国立大学法人東京大学と日本電信電話株式会社、および当社で実施しているゲノム予防医学社会連携に関する共同研究*1にて、企業従業員への参加者同意に基づく遺伝子検査の実施と健康診断データ*2などを掛け合わせた解析を行い、疾病リスクと生活習慣の関係性および発症抑制の解明をめざした共同研究を行ってまいりました。
この共同研究成果を、共同研究者である 東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻 複雑形質ゲノム解析分野 田中 宏樹 氏が、米国人類遺伝学会(ASHG)2023 Annual meetingにて、ポスター発表されます。
<開催概要>
米国人類遺伝学会(ASHG) 2023 Annual meeting
日時:2023年11月1日(水)~5日(日)
※当該発表は11月2日(木)
会場:Walter E. Washington Convention Center
主催:American Society of Human Genetics
<研究課題発表者>
東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻
複雑形質ゲノム解析分野 田中 宏樹 氏
<発表タイトル>
「Predicting future obesity with the polygenic score in a Japanese working-age cohort(就業世代コホートにおけるPRSを用いた肥満予測)」
*1(参考)東京大学と NTT によるゲノム情報を活用した新たな共同研究の開始
*2 全国規模で主に働く世代の最大20年程度の期間の健診データと、遺伝子解析結果から構成される健常人コホート(NTT企業コホート)